口コミ│神戸・福原 ソープランド Club Royal (クラブロイヤル)
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れもん【VIP】(23)
れもん【VIP】の口コミだけ見る
投稿者:シン太郎左衛門捕物帖(あるいは父親のバーンアウト)様
ご来店日 2023年08月13日
我が馬鹿息子、シン太郎左衛門は武士であり、その父親である私は脱力感に襲われている。
もちろん、れもんちゃんに関する脱力感ではあり得ない。今日も、れもんちゃんに会って、はっきり分かったが、れもんちゃん、会う度に素晴らしさを倍増させている。凄い娘だ。
つまり、れもんちゃんとは無関係に、私はゲンナリしている。先週日曜日の回で、6月11日から書き続けた「シン太郎左衛門と音楽」の連載を終えて以降、クチコミ、いや「シン太郎左衛門シリーズ」を書くことに食傷気味なのだ。
れもんちゃんの素晴らしさを讃える気持ちは全身に満ち溢れているのに、「シン太郎左衛門シリーズ」となると、気持ちが向かわない。
神戸から帰りの電車の中、「今日は、クチコミを書くの止めておこうかな」と呟くと、シン太郎左衛門、「まあ、誰が読んでる訳でなし、止めても障りはありますまい。元々、父上のボケ防止でやっていること。長いだけで益体もない話ばかり、れもんちゃんも内心苦々しく感じておられましょう」
「ひどいことを言うなぁ。だが、ボケ防止だというのは事実無根だが、他の諸点は当たってるだろう」
「うむ。それに、そろそろネタも枯れたに違いない」
「そうではない。俺のボケ防止は、れもんちゃんに会うことだ。れもんちゃんに会うと、脳が尋常でなく昂るから、シン太郎左衛門シリーズのネタの二つや三つはすぐ出来る。『シン太郎左衛門と音楽』だって、投稿を見送ったのが6回分ある。それを投稿してたら盆踊りの季節を逸してしまうから、ボツにしたんだ。そんなことをしたせいで、シン太郎左衛門が松江のホテルで音楽に目覚めるシーンや盆踊りに向けて楽器演奏の特訓をする下りがスッポリ抜け落ちて、説得力に欠けることになった。ネタに困ったことなんて一度もない。れもんちゃんを甘く見るな。れもんちゃんはネタの宝庫だ」
「では、あれこれ言わず、これまで通り続けたら宜しかろう」
「それが嫌になってきた。シン太郎左衛門シリーズは、明らかに俺の趣味ではない。俺はもっとカッコいい文章が書きたい」
「書けば宜しかろう」
「ところがお前の話だと、カッコいいヤツなんて思い付かない」
「拙者が名探偵として難事件を解決するというのでは如何でござるか」
「お前が探偵?ダメだ。台所でサンマが1尾行方不明になった、犯人は誰だ、目の前に生のサンマを咥えた猫がいるのに、シン太郎左衛門の的外れな推理によって俺に嫌疑がかかる、という話ぐらいしか思いつかん」
「いやいや、拙者のその推理、的外れではござらぬ。実は、猫は父上に脅されて盗みを働いたまでで、黒幕は父上でござる。それが証拠に最近の猫はキャット・フードに慣れております故、生の魚など好まぬ。あれこれ問い詰めているうちに、いよいよ生臭さに耐えられなくなった猫がサンマを口から落としてしまする。それを見た父上が、猫が落としたサンマを咥えて逃げ出すのを、拙者が懐から取り出した漬物石を投げ付けて、ぶっ倒す。銭形平次と言えば寛永通宝、シン太郎左衛門と言えば漬物石でござる」
「名探偵とか言って、結局、時代劇なのね。サンマ1匹のために、漬物石を投げ付けられては割に合わんな。打ち所が悪けりゃ、お白砂のシーンで俺の代わりに位牌が置かれることになる」
「それもまた一興。とにかく父上はお縄となり、拙者は命を救われたサンマからたんまりお礼をせしめ、れもんちゃんに会いに行く。出掛ける前にサンマの塩焼きで腹拵えを致す」
「ひどい話だな。一番の悪党はお前だし、一番の被害者はサンマだ・・・こんな話、面白いか?」
シン太郎左衛門は、こんなやり取りにすっかり飽きたようで、
「それにしても、れもんちゃんはとんでもなくステキでござるなぁ」と突拍子もなく大きな声を出した。
「いきなり、それ?それって、どうなの?最後にそのセリフを言ったら、れもんちゃんのクチコミとして成立すると考えてないか?安直すぎるよ」
シン太郎左衛門は、もう私の話を聞いていなかった。れもんちゃんの甘美な思い出に耽って、ニタニタしている。私の苦悩など所詮他人事なのだ。
そして、何の前触れもなく歌い出した。
ハニーコーンが一本ありました
シジミが二匹追っかけっこ
実験用のフラスコに
8月6日は大嵐
雲間が晴れて日が射して
レモンが一個生りました
あ~っ言う間に、可愛いれもんちゃん
「『れもんちゃん絵描き歌』か?」
「知ってごさるか。今作ったばかりなのに」
「『可愛いコックさん』の絵描き歌に似ているからな。でも、ハニーコーンは口か?」
「いかにも」
「シジミは目だな」
「確かに」
「フラスコは鼻だ」
「相違ござらぬ」
「どう考えても、そんなもので、れもんちゃんの可愛い顔になるはずがない」
「いかにも。全く似ても似つかぬモノが出来上がりまする。故に、それは脇に置いて、『あ~っ』と言う間に素早く、可愛いれもんちゃんの似顔絵を描く」
ひどいもんだ。
でも、出来はともかく、今週は書かないと決めていたのに、れもんちゃんに会うと、やっぱり「クチコミ」が勝手に出来てしまっていた。
れもんちゃんは、ホントに凄いのである。
シン太郎左衛門捕物帖(あるいは父親のバーンアウト)様ありがとうございました。
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投稿者:シン太郎左衛門捕物帖(あるいは父親のバーンアウト)様
ご来店日 2023年08月13日
もちろん、れもんちゃんに関する脱力感ではあり得ない。今日も、れもんちゃんに会って、はっきり分かったが、れもんちゃん、会う度に素晴らしさを倍増させている。凄い娘だ。
つまり、れもんちゃんとは無関係に、私はゲンナリしている。先週日曜日の回で、6月11日から書き続けた「シン太郎左衛門と音楽」の連載を終えて以降、クチコミ、いや「シン太郎左衛門シリーズ」を書くことに食傷気味なのだ。
れもんちゃんの素晴らしさを讃える気持ちは全身に満ち溢れているのに、「シン太郎左衛門シリーズ」となると、気持ちが向かわない。
神戸から帰りの電車の中、「今日は、クチコミを書くの止めておこうかな」と呟くと、シン太郎左衛門、「まあ、誰が読んでる訳でなし、止めても障りはありますまい。元々、父上のボケ防止でやっていること。長いだけで益体もない話ばかり、れもんちゃんも内心苦々しく感じておられましょう」
「ひどいことを言うなぁ。だが、ボケ防止だというのは事実無根だが、他の諸点は当たってるだろう」
「うむ。それに、そろそろネタも枯れたに違いない」
「そうではない。俺のボケ防止は、れもんちゃんに会うことだ。れもんちゃんに会うと、脳が尋常でなく昂るから、シン太郎左衛門シリーズのネタの二つや三つはすぐ出来る。『シン太郎左衛門と音楽』だって、投稿を見送ったのが6回分ある。それを投稿してたら盆踊りの季節を逸してしまうから、ボツにしたんだ。そんなことをしたせいで、シン太郎左衛門が松江のホテルで音楽に目覚めるシーンや盆踊りに向けて楽器演奏の特訓をする下りがスッポリ抜け落ちて、説得力に欠けることになった。ネタに困ったことなんて一度もない。れもんちゃんを甘く見るな。れもんちゃんはネタの宝庫だ」
「では、あれこれ言わず、これまで通り続けたら宜しかろう」
「それが嫌になってきた。シン太郎左衛門シリーズは、明らかに俺の趣味ではない。俺はもっとカッコいい文章が書きたい」
「書けば宜しかろう」
「ところがお前の話だと、カッコいいヤツなんて思い付かない」
「拙者が名探偵として難事件を解決するというのでは如何でござるか」
「お前が探偵?ダメだ。台所でサンマが1尾行方不明になった、犯人は誰だ、目の前に生のサンマを咥えた猫がいるのに、シン太郎左衛門の的外れな推理によって俺に嫌疑がかかる、という話ぐらいしか思いつかん」
「いやいや、拙者のその推理、的外れではござらぬ。実は、猫は父上に脅されて盗みを働いたまでで、黒幕は父上でござる。それが証拠に最近の猫はキャット・フードに慣れております故、生の魚など好まぬ。あれこれ問い詰めているうちに、いよいよ生臭さに耐えられなくなった猫がサンマを口から落としてしまする。それを見た父上が、猫が落としたサンマを咥えて逃げ出すのを、拙者が懐から取り出した漬物石を投げ付けて、ぶっ倒す。銭形平次と言えば寛永通宝、シン太郎左衛門と言えば漬物石でござる」
「名探偵とか言って、結局、時代劇なのね。サンマ1匹のために、漬物石を投げ付けられては割に合わんな。打ち所が悪けりゃ、お白砂のシーンで俺の代わりに位牌が置かれることになる」
「それもまた一興。とにかく父上はお縄となり、拙者は命を救われたサンマからたんまりお礼をせしめ、れもんちゃんに会いに行く。出掛ける前にサンマの塩焼きで腹拵えを致す」
「ひどい話だな。一番の悪党はお前だし、一番の被害者はサンマだ・・・こんな話、面白いか?」
シン太郎左衛門は、こんなやり取りにすっかり飽きたようで、
「それにしても、れもんちゃんはとんでもなくステキでござるなぁ」と突拍子もなく大きな声を出した。
「いきなり、それ?それって、どうなの?最後にそのセリフを言ったら、れもんちゃんのクチコミとして成立すると考えてないか?安直すぎるよ」
シン太郎左衛門は、もう私の話を聞いていなかった。れもんちゃんの甘美な思い出に耽って、ニタニタしている。私の苦悩など所詮他人事なのだ。
そして、何の前触れもなく歌い出した。
ハニーコーンが一本ありました
シジミが二匹追っかけっこ
実験用のフラスコに
8月6日は大嵐
雲間が晴れて日が射して
レモンが一個生りました
あ~っ言う間に、可愛いれもんちゃん
「『れもんちゃん絵描き歌』か?」
「知ってごさるか。今作ったばかりなのに」
「『可愛いコックさん』の絵描き歌に似ているからな。でも、ハニーコーンは口か?」
「いかにも」
「シジミは目だな」
「確かに」
「フラスコは鼻だ」
「相違ござらぬ」
「どう考えても、そんなもので、れもんちゃんの可愛い顔になるはずがない」
「いかにも。全く似ても似つかぬモノが出来上がりまする。故に、それは脇に置いて、『あ~っ』と言う間に素早く、可愛いれもんちゃんの似顔絵を描く」
ひどいもんだ。
でも、出来はともかく、今週は書かないと決めていたのに、れもんちゃんに会うと、やっぱり「クチコミ」が勝手に出来てしまっていた。
れもんちゃんは、ホントに凄いのである。
シン太郎左衛門捕物帖(あるいは父親のバーンアウト)様ありがとうございました。