口コミ│神戸・福原 ソープランド Club Royal (クラブロイヤル)
078-512-0011
トップ
TOP
料金システム
SYSTEM
在籍一覧
LIST
新人情報
NEW FACE
出勤情報
SCHEDULE
待ち時間
REAL TIME
新着情報
TOPICS
イベント
EVENT
口コミ
REVIEW
写メ日記
PHOTO DIARY
求人情報
RECRUIT
男子求人
RECRUIT
アクセス
ACCESS
動画
MOVIE
メルマガ
MAIL MAGAZINE
クレジット決済
CTREDIT
営業時間9:00 ~ 24:00前
口コミ
REVIEW
口コミを投稿する
れもん【VIP】(23)
れもん【VIP】の口コミだけ見る
投稿者:シン太郎左衛門の熱暴走 様
ご来店日 2024年07月07日
我が馬鹿息子、シン太郎左衛門は武士である。暑いのが大の苦手で、夏日中の外出を忌み嫌う。れもんちゃんに会いに行くのだけは、もちろん例外。それ以外の用事だと、じきに怒り出す。
昨日、土曜日、東京に出張した。昼過ぎに新幹線で品川駅に到着して、在来線に乗り換え、取引先の最寄り駅で降りると、目が回るような日差しだった。
取引先の自社ビルは駅から歩いて5分程度と聞いていたが、初めて行く場所だったからグーグルマップのナビを使った。
ガンガンの日差しの中、ナビに命じられるまま、汗を拭き拭き歩いていると、シン太郎左衛門が文句を言い出した。
「暑い!!」
「そんなこと、お前に言われんでも分かってる!暑いのは、お前だけではない。むしろ、直射日光を浴びてる俺は、お前の倍暑い」
「父上、喫茶店に入って、夕方、日が沈むまで待ちましょうぞ」
「そんな余裕をぶちかましてられるほど時間がない」
汗を拭うと、私は先を急いだ。ナビの言うとおり歩き続けたが、思いのほか遠い。かれこれ15分ほど歩かされて、「目的地に到着しました」と言われたが、どうにも実感が湧かない。二階建ての小さなビルの前に立った私の目の前にあるのは「西東京ダンススタジオ」の看板だった。
「練習生、募集中!!」のポスターを眺めながら、「なんか変な所に連れて来られた。とんだ勘違いだ。俺のどこを見て、ダンスの要素を感じたんだろう?」
「何をごちゃごちゃ言うておられる。早く喫茶店に入りましょうぞ」
「そんな時間はないし、見渡す限り喫茶店はない」と、もう一度ナビに訪問先の名称を入れて検索すると、今度は所要時間2時間半と表示された。
「ダメだ。暑すぎて、スマホが熱暴走したようだ。適当なことを言いやがって。これじゃ、シン太郎左衛門と五十歩百歩だ」
「なに、熱暴走とな。どれどれ、拙者が見て進ぜよう」
「見せられるか!こんな人通りのあるところでオチンを出したら、俺が熱暴走してるヤツだと思われてしまう」
「なるほど。それでは、そろそろ家に帰りましょう」
「・・・しばらく静かにしておけ」
通り掛かった人物に尋ねたら、500メートルほど引き返せと教えてくれた。その言葉どおり、無事に目的地に到着できた。
これが昨日の出来事だった。
そして、今日、日曜日、れもんちゃんに会う日。
朝起きて、新聞を読みながら朝ごはんを食べていると、シン太郎左衛門が『れもんちゃんダンス』を踊り始めた。
『れもんちゃんダンス』というのは、昨日、帰りの新幹線の中でシン太郎左衛門が考案した踊りなのだが、ラジオ体操の音楽に合わせて踊る、要所要所でウインクをするセクシーダンスだった。これ以上は、言葉では上手く説明できない。
新聞を読み終えると、食器を洗い、歯磨きをした後、「よし。シン太郎左衛門、そろそろ出発の時間だ」と告げると、シン太郎左衛門は踊るのを止めて、満面の笑みで、
「いよいよ待ちに待った『れもんちゃんタイム』でござるな」
「そうだ。今日は『れもんちゃんデー』だ」
「うむ。昨日は『れもんちゃんイブ』でござった」
「そうだ。ところで、その『れもんちゃんダンス』は、踊ってて楽しいか?」
「・・・微妙でござる。れもんちゃんが踊ってくれれば、見てて楽しいとは思いまする」
「それは、そうだが、お相手が、れもんちゃんなら、何をしたって楽しい時間になるに決まってる」
「うむ。間違いござらぬ」
ということで、れもんちゃんに会ってきた。
念のために言っておくと、やっぱり、れもんちゃんは宇宙一に宇宙一であった。
帰りの電車の中、れもんちゃんの爽やかな色気を浴び続けて熱に浮かされたシン太郎左衛門は、興奮の余りほとんど叫ぶような大声で、ここに記して人目に晒すことが許されないような生々しい言葉を使い、れもんちゃんを讃え続けた。そして、その都度私にも同意を求めてきた。
「熱暴走した武士は手に負えん・・・うるさすぎる」
れもんちゃんの余韻にマッタリと浸るのを邪魔された私は本当に不機嫌になっていくのであった。
シン太郎左衛門の熱暴走 様ありがとうございました。
Club Royal (クラブロイヤル)
トップ
口コミ
投稿者:シン太郎左衛門の熱暴走 様
ご来店日 2024年07月07日
昨日、土曜日、東京に出張した。昼過ぎに新幹線で品川駅に到着して、在来線に乗り換え、取引先の最寄り駅で降りると、目が回るような日差しだった。
取引先の自社ビルは駅から歩いて5分程度と聞いていたが、初めて行く場所だったからグーグルマップのナビを使った。
ガンガンの日差しの中、ナビに命じられるまま、汗を拭き拭き歩いていると、シン太郎左衛門が文句を言い出した。
「暑い!!」
「そんなこと、お前に言われんでも分かってる!暑いのは、お前だけではない。むしろ、直射日光を浴びてる俺は、お前の倍暑い」
「父上、喫茶店に入って、夕方、日が沈むまで待ちましょうぞ」
「そんな余裕をぶちかましてられるほど時間がない」
汗を拭うと、私は先を急いだ。ナビの言うとおり歩き続けたが、思いのほか遠い。かれこれ15分ほど歩かされて、「目的地に到着しました」と言われたが、どうにも実感が湧かない。二階建ての小さなビルの前に立った私の目の前にあるのは「西東京ダンススタジオ」の看板だった。
「練習生、募集中!!」のポスターを眺めながら、「なんか変な所に連れて来られた。とんだ勘違いだ。俺のどこを見て、ダンスの要素を感じたんだろう?」
「何をごちゃごちゃ言うておられる。早く喫茶店に入りましょうぞ」
「そんな時間はないし、見渡す限り喫茶店はない」と、もう一度ナビに訪問先の名称を入れて検索すると、今度は所要時間2時間半と表示された。
「ダメだ。暑すぎて、スマホが熱暴走したようだ。適当なことを言いやがって。これじゃ、シン太郎左衛門と五十歩百歩だ」
「なに、熱暴走とな。どれどれ、拙者が見て進ぜよう」
「見せられるか!こんな人通りのあるところでオチンを出したら、俺が熱暴走してるヤツだと思われてしまう」
「なるほど。それでは、そろそろ家に帰りましょう」
「・・・しばらく静かにしておけ」
通り掛かった人物に尋ねたら、500メートルほど引き返せと教えてくれた。その言葉どおり、無事に目的地に到着できた。
これが昨日の出来事だった。
そして、今日、日曜日、れもんちゃんに会う日。
朝起きて、新聞を読みながら朝ごはんを食べていると、シン太郎左衛門が『れもんちゃんダンス』を踊り始めた。
『れもんちゃんダンス』というのは、昨日、帰りの新幹線の中でシン太郎左衛門が考案した踊りなのだが、ラジオ体操の音楽に合わせて踊る、要所要所でウインクをするセクシーダンスだった。これ以上は、言葉では上手く説明できない。
新聞を読み終えると、食器を洗い、歯磨きをした後、「よし。シン太郎左衛門、そろそろ出発の時間だ」と告げると、シン太郎左衛門は踊るのを止めて、満面の笑みで、
「いよいよ待ちに待った『れもんちゃんタイム』でござるな」
「そうだ。今日は『れもんちゃんデー』だ」
「うむ。昨日は『れもんちゃんイブ』でござった」
「そうだ。ところで、その『れもんちゃんダンス』は、踊ってて楽しいか?」
「・・・微妙でござる。れもんちゃんが踊ってくれれば、見てて楽しいとは思いまする」
「それは、そうだが、お相手が、れもんちゃんなら、何をしたって楽しい時間になるに決まってる」
「うむ。間違いござらぬ」
ということで、れもんちゃんに会ってきた。
念のために言っておくと、やっぱり、れもんちゃんは宇宙一に宇宙一であった。
帰りの電車の中、れもんちゃんの爽やかな色気を浴び続けて熱に浮かされたシン太郎左衛門は、興奮の余りほとんど叫ぶような大声で、ここに記して人目に晒すことが許されないような生々しい言葉を使い、れもんちゃんを讃え続けた。そして、その都度私にも同意を求めてきた。
「熱暴走した武士は手に負えん・・・うるさすぎる」
れもんちゃんの余韻にマッタリと浸るのを邪魔された私は本当に不機嫌になっていくのであった。
シン太郎左衛門の熱暴走 様ありがとうございました。