口コミ│神戸・福原 ソープランド Club Royal (クラブロイヤル)
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れもん【VIP】(23)
れもん【VIP】の口コミだけ見る
投稿者:シン太郎左衛門とざるソバ(あるいは「どうでもいい話の百連発」) 様
ご来店日 2024年07月21日
我が馬鹿息子、シン太郎左衛門は武士である。Wi-Fiスポットのバイトはクビになったらしい。やはりアンテナになるには材質的に無理があったのだろう。
日曜日、れもんちゃんに会う日の朝、私はソバを茹でていた。
「シン太郎左衛門、今日の朝食は、ざるソバだ」
「それはよい。父上はソバ派、うどん派のどちらでござるか」
「断然、ソバ派だ。時々無性にうどんが食べたくなるが、それでも、やっぱりソバ派だ。ソバにも色々あるが、何と言っても、俺はざるソバが・・・こんな話、聞いてて楽しいか?」
「全く楽しくない。実に下らぬ話でござる」
「お前が下らん質問をするからだ!」
茹でたソバを冷やして、ソバ皿に盛り付けた。
「よし、ざるソバが完成した。竹スノコのお陰で本格的に見える。ざるソバを作るなんて10年ぶりだ。そうだ、記念に写真を撮っておこう。う~む、なかなかよく撮れた。味もいいに違いない。では、まずはツユも付けずに一口・・・う~ん、不味い!!こんな不味いソバ、生まれて初めて食った。さっきの写真は消そう。いや~、飛んでもない不味さだな」
「そんなにひどい味でござるか」
「お前も一口食ってみろ」
「いや、遠慮いたしまする」
「そう言わずに食ってみろ。こんな不味いもの、滅多に食えんぞ」
「拙者は天下無双の美食家でござる。れもんちゃん以外は拙者の口に合わぬ」
「そうか。それは大変な美食家だな。れもんちゃんがいなくなったら飢え死にだ。だが分かる。一度、れもんちゃんを知ってしまうと、当然そうなる」
「うむ。それに、れもんちゃんは、いい匂いがいたしまする」
「うん。れもんちゃんは、フローラルでフルーティーな香りがするからな」
「うむ。間違いござらぬ」
「香水などではない。れもんちゃんの持って生まれた匂いがフローラルでフルーティーなのだ。うん。本当だ。れもんちゃんは凄いよな・・・しかし、それにしても、不味いソバだなぁ。でも、よく考えたら、『王さんの中華レシピ』に載っていない料理で、俺に作れるのは、ゆで卵だけだった。10年前にざるソバを作ったときにも、確か同じ目に遭ったような気がする・・・もうこれ以上は食えん」
「まだ2口目でござる」
「いや、もう限界だ。見た目はソバだが、おそらく別の何かだ。口に入れた途端、息が止まりそうになる。これ以上食べたら、命に関わる」
そんなことを話した。
そして、れもんちゃんに会った。当然宇宙一に宇宙一で、天下の美食家を自認するシン太郎左衛門を唸らせる素晴らしさであった。
そして、れもんちゃんは、フローラルかつフルーティーであった。
本当に今日も暑かった。帰り道、神戸駅の近くで、かき氷を食べた。
シン太郎左衛門とざるソバ(あるいは「どうでもいい話の百連発」) 様ありがとうございました。
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投稿者:シン太郎左衛門とざるソバ(あるいは「どうでもいい話の百連発」) 様
ご来店日 2024年07月21日
日曜日、れもんちゃんに会う日の朝、私はソバを茹でていた。
「シン太郎左衛門、今日の朝食は、ざるソバだ」
「それはよい。父上はソバ派、うどん派のどちらでござるか」
「断然、ソバ派だ。時々無性にうどんが食べたくなるが、それでも、やっぱりソバ派だ。ソバにも色々あるが、何と言っても、俺はざるソバが・・・こんな話、聞いてて楽しいか?」
「全く楽しくない。実に下らぬ話でござる」
「お前が下らん質問をするからだ!」
茹でたソバを冷やして、ソバ皿に盛り付けた。
「よし、ざるソバが完成した。竹スノコのお陰で本格的に見える。ざるソバを作るなんて10年ぶりだ。そうだ、記念に写真を撮っておこう。う~む、なかなかよく撮れた。味もいいに違いない。では、まずはツユも付けずに一口・・・う~ん、不味い!!こんな不味いソバ、生まれて初めて食った。さっきの写真は消そう。いや~、飛んでもない不味さだな」
「そんなにひどい味でござるか」
「お前も一口食ってみろ」
「いや、遠慮いたしまする」
「そう言わずに食ってみろ。こんな不味いもの、滅多に食えんぞ」
「拙者は天下無双の美食家でござる。れもんちゃん以外は拙者の口に合わぬ」
「そうか。それは大変な美食家だな。れもんちゃんがいなくなったら飢え死にだ。だが分かる。一度、れもんちゃんを知ってしまうと、当然そうなる」
「うむ。それに、れもんちゃんは、いい匂いがいたしまする」
「うん。れもんちゃんは、フローラルでフルーティーな香りがするからな」
「うむ。間違いござらぬ」
「香水などではない。れもんちゃんの持って生まれた匂いがフローラルでフルーティーなのだ。うん。本当だ。れもんちゃんは凄いよな・・・しかし、それにしても、不味いソバだなぁ。でも、よく考えたら、『王さんの中華レシピ』に載っていない料理で、俺に作れるのは、ゆで卵だけだった。10年前にざるソバを作ったときにも、確か同じ目に遭ったような気がする・・・もうこれ以上は食えん」
「まだ2口目でござる」
「いや、もう限界だ。見た目はソバだが、おそらく別の何かだ。口に入れた途端、息が止まりそうになる。これ以上食べたら、命に関わる」
そんなことを話した。
そして、れもんちゃんに会った。当然宇宙一に宇宙一で、天下の美食家を自認するシン太郎左衛門を唸らせる素晴らしさであった。
そして、れもんちゃんは、フローラルかつフルーティーであった。
本当に今日も暑かった。帰り道、神戸駅の近くで、かき氷を食べた。
シン太郎左衛門とざるソバ(あるいは「どうでもいい話の百連発」) 様ありがとうございました。