口コミ│神戸・福原 ソープランド Club Royal (クラブロイヤル)
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れもん【VIP】(23)
れもん【VIP】の口コミだけ見る
投稿者:シン太郎左衛門の新作ラップ 様
ご来店日 2024年09月15日
我が馬鹿息子、シン太郎左衛門は武士である。最近は「キャッシュ・レジスタを買ってくだされ」と、うるさくせがんで付きまとってくる、そういうタイプの武士である。
さて、今日は日曜日。つまり、れもんちゃんデー。
朝食を済ませて、ボーっとしていると、シン太郎左衛門が、ジャージのズボンからニョキッと顔を出し、
「新しいラップを作ってござる。聴いてくだされ」と言ってきた。
「『嫌だ』と言っても、歌うんだろうが、ラップかぁ・・・また、ラップかぁ・・・」と、朝からシン太郎左衛門のラップを聞くのが嫌すぎて、髪の毛を掻き毟っていると、
「今回の作品は、我ながら傑作。タイトルは、『A%*gu@tw t&kiy# *ueof#』でござる」
「うわっ、出た!古代オチン語だ。まさか、古代オチン語のラップか?ゲテモノもいいところだ。嫌だ。絶対聴かないぞ!」
「食わず嫌いは、一生の損でござるぞ」
「そんなの、どうでもいい。別に損してもいい。俺は、れもんちゃんに会えたから、それ以上のことは何も望んでない。一生このままでいい」
「いや、そうはいかぬ。聴きなされ」
Yaw#ith cr$edi kit%y&uc
Otr*eg%c in al$l ho*n es&ty%
Ej*f$stiv%c jagd#yt yi&h&f*
・・・
An*dy ju%tf Lemon-ch@n!
We are Shint@ro_z@emons!
「想像よりも長かった・・・ひどいもんだ。かろうじて最後だけ分かった。『我ら、シン太郎左衛門ズ』だ。あと一回『れもんちゃん』とも言ってた。それ以外は何一つ分からなかった」
「Lemon-ch@n は、古代オチン語で、宇宙の秩序を司る万能の女神を意味する貴い言葉でござる。しかし、拙者、『我ら、シン太郎左衛門ズ』などとは言うておらぬ」
「最後に『ウィ・アー・シン太郎左衛門ズ』って言ったじゃないか」
「聞き違いでござる。古代オチン語で『W$ ar% $hol@n t@ro z@em#ns!』とは、『れもん神へ永遠の帰依を誓う』という意味でござる。大変によく出来たラップでござる」
「分かるか!面白くも可笑しくもない」
「うむ。それは残念」
そして、しばらくすると、JRに乗って、れもんちゃんに会いに行った。
れもんちゃんは、今日も今日とて、宇宙一に宇宙一であった。
実に実に楽しい時間であった。
そろそろ、お見送りの時間となったとき、シン太郎左衛門が、前触れなしに、「Uyr%cvu#t fw&yuv#xe iy$g v%jlp・・・」と呪文を唱え始めた。
(まずい!「父親の口を使って勝手に話す魔法」だ!)
シン太郎左衛門が、新作ラップを唄うつもりなのは察しがついたが、最早止めるすべがなかった。
れもんちゃんの部屋で、私は、シン太郎左衛門に、古代オチン語のラップを歌わされた。
Yaw#ith cr$edi kit%y&uc
Otr*eg%c in al$l ho*n es&ty%
Ej*f$stiv%c jagd#yt yi&h&f*
・・・
An*dy ju%tf Lemon-ch@n!
We are Shint@ro_z@emons!
歌っている当人には、何を歌っているか全く分からないのに、れもんちゃんは、とても可愛く陽気にキャッキャッと笑っていた。
普段の私は桁外れの音痴なのに、音程もリズムも狂いがなかった。
歌い終わると、れもんちゃんは、「おもしろ~い。この曲、傑作だね」と言ってくれた。
「ありがとう」と答えたが、正直全く嬉しくなかった。
「ちなみに、最後の一節は、『ウィ・アー・シン太郎左衛門ズ』って言ってるよね?」と訊くと、れもんちゃんは怪訝な表情になり、「違うよ。『W$ ar% $hol@n t@ro z@em#ns!』は、女神を讃える言葉だよ」
「ああ・・・どうしてもそうなんだ・・・それで、この歌、結局、何の歌なの?」
れもんちゃんは、真剣な面持ちになり、「それは・・・秘密だよ」と、予想したとおり教えてもらえなかったが、ちょっと困り顔のれもんちゃんも、また大変に可愛かった。
帰りの電車で、シン太郎左衛門に、ラップの歌詞の意味をしつこく尋ねたが、頑として教えようとしなかった。
「お前は、ひどいヤツだな。教えてくれてもいいじゃないか」
「そういう訳には行かぬ。れもんちゃんが秘密と言うものを拙者が話せる訳がない」
言われてみれば、その通りだった。れもんちゃんには、可愛い秘密が一杯だった。
「ところで、俺も古代オチン語を学びたくなった。お薦めの語学学校とかないか?」
「うむ。れもん星立第一中学校」
やっぱりそうだった。簡単に学べる言語ではないのだ。
れもん星に行けるのなら、私の人生に色々と新しい展開も期待できるだろう。
しかし、私のような凡夫にとって、れもん星は余りにも遠すぎるのであった。
シン太郎左衛門の新作ラップ 様ありがとうございました。
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投稿者:シン太郎左衛門の新作ラップ 様
ご来店日 2024年09月15日
さて、今日は日曜日。つまり、れもんちゃんデー。
朝食を済ませて、ボーっとしていると、シン太郎左衛門が、ジャージのズボンからニョキッと顔を出し、
「新しいラップを作ってござる。聴いてくだされ」と言ってきた。
「『嫌だ』と言っても、歌うんだろうが、ラップかぁ・・・また、ラップかぁ・・・」と、朝からシン太郎左衛門のラップを聞くのが嫌すぎて、髪の毛を掻き毟っていると、
「今回の作品は、我ながら傑作。タイトルは、『A%*gu@tw t&kiy# *ueof#』でござる」
「うわっ、出た!古代オチン語だ。まさか、古代オチン語のラップか?ゲテモノもいいところだ。嫌だ。絶対聴かないぞ!」
「食わず嫌いは、一生の損でござるぞ」
「そんなの、どうでもいい。別に損してもいい。俺は、れもんちゃんに会えたから、それ以上のことは何も望んでない。一生このままでいい」
「いや、そうはいかぬ。聴きなされ」
Yaw#ith cr$edi kit%y&uc
Otr*eg%c in al$l ho*n es&ty%
Ej*f$stiv%c jagd#yt yi&h&f*
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An*dy ju%tf Lemon-ch@n!
We are Shint@ro_z@emons!
「想像よりも長かった・・・ひどいもんだ。かろうじて最後だけ分かった。『我ら、シン太郎左衛門ズ』だ。あと一回『れもんちゃん』とも言ってた。それ以外は何一つ分からなかった」
「Lemon-ch@n は、古代オチン語で、宇宙の秩序を司る万能の女神を意味する貴い言葉でござる。しかし、拙者、『我ら、シン太郎左衛門ズ』などとは言うておらぬ」
「最後に『ウィ・アー・シン太郎左衛門ズ』って言ったじゃないか」
「聞き違いでござる。古代オチン語で『W$ ar% $hol@n t@ro z@em#ns!』とは、『れもん神へ永遠の帰依を誓う』という意味でござる。大変によく出来たラップでござる」
「分かるか!面白くも可笑しくもない」
「うむ。それは残念」
そして、しばらくすると、JRに乗って、れもんちゃんに会いに行った。
れもんちゃんは、今日も今日とて、宇宙一に宇宙一であった。
実に実に楽しい時間であった。
そろそろ、お見送りの時間となったとき、シン太郎左衛門が、前触れなしに、「Uyr%cvu#t fw&yuv#xe iy$g v%jlp・・・」と呪文を唱え始めた。
(まずい!「父親の口を使って勝手に話す魔法」だ!)
シン太郎左衛門が、新作ラップを唄うつもりなのは察しがついたが、最早止めるすべがなかった。
れもんちゃんの部屋で、私は、シン太郎左衛門に、古代オチン語のラップを歌わされた。
Yaw#ith cr$edi kit%y&uc
Otr*eg%c in al$l ho*n es&ty%
Ej*f$stiv%c jagd#yt yi&h&f*
・・・
An*dy ju%tf Lemon-ch@n!
We are Shint@ro_z@emons!
歌っている当人には、何を歌っているか全く分からないのに、れもんちゃんは、とても可愛く陽気にキャッキャッと笑っていた。
普段の私は桁外れの音痴なのに、音程もリズムも狂いがなかった。
歌い終わると、れもんちゃんは、「おもしろ~い。この曲、傑作だね」と言ってくれた。
「ありがとう」と答えたが、正直全く嬉しくなかった。
「ちなみに、最後の一節は、『ウィ・アー・シン太郎左衛門ズ』って言ってるよね?」と訊くと、れもんちゃんは怪訝な表情になり、「違うよ。『W$ ar% $hol@n t@ro z@em#ns!』は、女神を讃える言葉だよ」
「ああ・・・どうしてもそうなんだ・・・それで、この歌、結局、何の歌なの?」
れもんちゃんは、真剣な面持ちになり、「それは・・・秘密だよ」と、予想したとおり教えてもらえなかったが、ちょっと困り顔のれもんちゃんも、また大変に可愛かった。
帰りの電車で、シン太郎左衛門に、ラップの歌詞の意味をしつこく尋ねたが、頑として教えようとしなかった。
「お前は、ひどいヤツだな。教えてくれてもいいじゃないか」
「そういう訳には行かぬ。れもんちゃんが秘密と言うものを拙者が話せる訳がない」
言われてみれば、その通りだった。れもんちゃんには、可愛い秘密が一杯だった。
「ところで、俺も古代オチン語を学びたくなった。お薦めの語学学校とかないか?」
「うむ。れもん星立第一中学校」
やっぱりそうだった。簡単に学べる言語ではないのだ。
れもん星に行けるのなら、私の人生に色々と新しい展開も期待できるだろう。
しかし、私のような凡夫にとって、れもん星は余りにも遠すぎるのであった。
シン太郎左衛門の新作ラップ 様ありがとうございました。