口コミ│神戸・福原 ソープランド Club Royal (クラブロイヤル)
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れもん【VIP】(23)
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投稿者:シン太郎左衛門とれもんちゃんのマネージャー 様
ご来店日 2024年10月06日
我が馬鹿息子、シン太郎左衛門は武士である。定かな記憶ではないが、本シリーズは約70回を数えるはずだ。シン太郎左衛門とは、100回をもって本シリーズを終わらせて、その後は「劇場版シン太郎左衛門」を数作作ろうと話している。
昨日は土曜日、れもんちゃんイブ。
つまり、翌日は大事なれもんちゃんデーだから、土曜の夜更かしは禁物である。
夜10時を回り、そろそろ休もうと思っていると、シン太郎左衛門が話しかけてきた。
「父上、聞かれましたか。れもんちゃんの新しいマネージャーは、飛んでもないポンコツとのことでござるな」
「そうなの?初耳だ。新しいマネージャーどころか、れもんちゃんにマネージャーが居ること自体、知らんかった」
「れもんちゃんぐらいの人気者ともなれば、日々秒に追われて暮らしておる。マネージャーは欠かせませぬ」
「そうだったのか。いつも、れもんちゃん、ノ~ンビリとした感じで接してくれるから、そんなこと考えもしなかった」
「父上は実に世慣れぬウツケ者。そういうことだから、いつまで経っても、周囲の信頼が得られないのでござる」
「周囲の信頼なんて要らんね。超高級ウイスキーと同じで、俺には何の役にも立たんからな。それより、れもんちゃんの新しいマネージャーは、どうポンコツなんだ?」
「うむ。れもんちゃんの新しいマネージャーさんは、女性でござる」
「そうかい。俺の質問には答えていないが、重要な情報だ」
「年は四十と五十の間で、派手な化粧をしてござる」
「それも、まあまあ重要な情報だ」
「左の耳に小さなホクロがある」
「それは、もう全く重要じゃない!さっさと俺の質問に答えろ、このポンコツめ!れもんちゃんの新しいマネージャーは、どうポンコツなんだ!?」
「うむ。頻繁に、れもんちゃんにお小遣いをねだるそうでござる」
「・・・そんな理由で、ポンコツとは言わんだろ?仕事ぶりと関係ない」
「うむ。仕事ぶりと言えば、先日、某ファッション雑誌から『れもんちゃんの冬コーデ』の特集を組みたいとの依頼を受けたとき、マネージャーさん、言下に『今、れもんちゃんは忙しいから、できましぇ~ん!』と電話を切り、代わりに三宮駅前のティッシュ配りの仕事を入れようとして、れもんちゃんに怒られた」
「そりゃ怒られるだろ」
「その日、その時間は、クラブロイヤルの出勤でござった故、優しいれもんちゃんも『ダメだよ~』と、たしなめたとのことでござる」
「甘過ぎないか?俺なら窓の外に放り投げるけどね」
「うむ。れもんちゃんは至って心の優しい娘でござる」
「それは間違いない」
「さらに別の日には、大手広告代理店から、れもんちゃんに音楽活動の企画提案があった。れもんちゃんが歌う『卒業写真』や『異邦人』など昭和の懐メロをネット配信し、今年の暮れは東京ドームを昭和オヤジで一杯にしようという計画でござったが、マネージャーさんは、これも『今、れもんちゃんは忙しいから、できましぇ~ん!』と言下に断った」
「ポンコツの域を越えている。俺は、れもんちゃんの『異邦人』を聴きたかったぞ!」
「その代わりに、マネージャーさん、配送センターでの仕分けの仕事を入れようとして、やっぱり、れもんちゃんに怒られた。お店の出勤日と丸被りしておったので、れもんちゃんも呆れて、『そんなことしちゃダメだよ~』と、パチパチとまばたきをした」
「ひどいもんだなぁ・・・れもんちゃんが気の毒で、腹が立ってきた」
「うむ。ひどい話でござる」
「マネージャーに腕がないと、タレントが台無しだ。ところで、お前、この話をれもんちゃんから聞いたのか?」
その問いに、シン太郎左衛門は、ハッとして、押し黙ってしまった。
「どうした?なぜ黙っている?」
「父上、今の話、忘れてくだされ」
「なぜだ?」
「それは言えぬ」
「・・・あっ、分かった。今のは、れもんちゃんとお前が古代オチン語で交わした内緒の話だな。『絶対にヒミツだよ~』と強く念押しされてたのに、ベラベラ喋ってしまったんだな」
「そうではござらぬ」
「違うの?・・・じゃあ、何で、今のマネージャーの話を忘れなけりゃならんのだ?」
「よく考えたら、今の話は、丸っきり拙者の思い付きでござった」
「・・・マジで?」
「マジで」
「口から出任せ?」
「うむ。無自覚のうちにホラを吹いておった。れもんちゃんにマネージャーがいるとか拙者が知る訳がない」
「おい!寝言は、寝てから言え!これから寝ようと思ったのに、眠気が失せてしまった」
「あい済まぬことでござる」
「お前なぁ~、『シン太郎左衛門』シリーズは、これまで真実一筋でやってきたんだぞ!なんてことをしてくれたんだ。この愚か者め。反省しろ!」
「うむ。反省いたしてござる。もう二度とホラ話はいたしませぬ」
「よし。それでは今回に限り許してやろう。ところで、そのマネージャーは、まだクビになってないのか?」
「うむ。まだクビになっておりませぬ。昨日も、とある化粧品メーカーから、れもんちゃんをテレビCMに起用したいと打診を受けて、マネージャーさんが『れもんちゃんは今忙しいから、できましぇ~ん!』と言う前に、れもんちゃん自身が断ってござる」
「断っちゃったんだ・・・理由は?」
「つまらなそうだから」
「れもんちゃん、大胆だな・・・」
「うむ。れもんちゃんは大胆極まりない」
と、こんな話をした。
そして、今日は日曜日、れもんちゃんデー。
JR新快速の窓から、青空に柔らかそうな雲がポカポカと浮いているのを眺めながら、れもんちゃんに会いに行った。
やっぱり、れもんちゃんは宇宙一に宇宙一だった。
帰り際、れもんちゃんのお見送りを受けながら、「れもんちゃんには、マネージャーがいるの?」と訊いてみた。当然、「それはヒミツだよ~」と言われるのを覚悟していたが、れもんちゃんは、ニッコリと微笑み、
「うん。ワンちゃん、飼ってるよ」と、嬉しそうに言った。
帰り道、そのやりとりについて、しばらく考えたが、よく分からない。れもんちゃんが私の質問を聞き違えたのか、それとも、れもんちゃんのマネージャーが実際にワンちゃんなのか、答えはいまだに出ていない。
シン太郎左衛門とれもんちゃんのマネージャー 様ありがとうございました。
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投稿者:シン太郎左衛門とれもんちゃんのマネージャー 様
ご来店日 2024年10月06日
昨日は土曜日、れもんちゃんイブ。
つまり、翌日は大事なれもんちゃんデーだから、土曜の夜更かしは禁物である。
夜10時を回り、そろそろ休もうと思っていると、シン太郎左衛門が話しかけてきた。
「父上、聞かれましたか。れもんちゃんの新しいマネージャーは、飛んでもないポンコツとのことでござるな」
「そうなの?初耳だ。新しいマネージャーどころか、れもんちゃんにマネージャーが居ること自体、知らんかった」
「れもんちゃんぐらいの人気者ともなれば、日々秒に追われて暮らしておる。マネージャーは欠かせませぬ」
「そうだったのか。いつも、れもんちゃん、ノ~ンビリとした感じで接してくれるから、そんなこと考えもしなかった」
「父上は実に世慣れぬウツケ者。そういうことだから、いつまで経っても、周囲の信頼が得られないのでござる」
「周囲の信頼なんて要らんね。超高級ウイスキーと同じで、俺には何の役にも立たんからな。それより、れもんちゃんの新しいマネージャーは、どうポンコツなんだ?」
「うむ。れもんちゃんの新しいマネージャーさんは、女性でござる」
「そうかい。俺の質問には答えていないが、重要な情報だ」
「年は四十と五十の間で、派手な化粧をしてござる」
「それも、まあまあ重要な情報だ」
「左の耳に小さなホクロがある」
「それは、もう全く重要じゃない!さっさと俺の質問に答えろ、このポンコツめ!れもんちゃんの新しいマネージャーは、どうポンコツなんだ!?」
「うむ。頻繁に、れもんちゃんにお小遣いをねだるそうでござる」
「・・・そんな理由で、ポンコツとは言わんだろ?仕事ぶりと関係ない」
「うむ。仕事ぶりと言えば、先日、某ファッション雑誌から『れもんちゃんの冬コーデ』の特集を組みたいとの依頼を受けたとき、マネージャーさん、言下に『今、れもんちゃんは忙しいから、できましぇ~ん!』と電話を切り、代わりに三宮駅前のティッシュ配りの仕事を入れようとして、れもんちゃんに怒られた」
「そりゃ怒られるだろ」
「その日、その時間は、クラブロイヤルの出勤でござった故、優しいれもんちゃんも『ダメだよ~』と、たしなめたとのことでござる」
「甘過ぎないか?俺なら窓の外に放り投げるけどね」
「うむ。れもんちゃんは至って心の優しい娘でござる」
「それは間違いない」
「さらに別の日には、大手広告代理店から、れもんちゃんに音楽活動の企画提案があった。れもんちゃんが歌う『卒業写真』や『異邦人』など昭和の懐メロをネット配信し、今年の暮れは東京ドームを昭和オヤジで一杯にしようという計画でござったが、マネージャーさんは、これも『今、れもんちゃんは忙しいから、できましぇ~ん!』と言下に断った」
「ポンコツの域を越えている。俺は、れもんちゃんの『異邦人』を聴きたかったぞ!」
「その代わりに、マネージャーさん、配送センターでの仕分けの仕事を入れようとして、やっぱり、れもんちゃんに怒られた。お店の出勤日と丸被りしておったので、れもんちゃんも呆れて、『そんなことしちゃダメだよ~』と、パチパチとまばたきをした」
「ひどいもんだなぁ・・・れもんちゃんが気の毒で、腹が立ってきた」
「うむ。ひどい話でござる」
「マネージャーに腕がないと、タレントが台無しだ。ところで、お前、この話をれもんちゃんから聞いたのか?」
その問いに、シン太郎左衛門は、ハッとして、押し黙ってしまった。
「どうした?なぜ黙っている?」
「父上、今の話、忘れてくだされ」
「なぜだ?」
「それは言えぬ」
「・・・あっ、分かった。今のは、れもんちゃんとお前が古代オチン語で交わした内緒の話だな。『絶対にヒミツだよ~』と強く念押しされてたのに、ベラベラ喋ってしまったんだな」
「そうではござらぬ」
「違うの?・・・じゃあ、何で、今のマネージャーの話を忘れなけりゃならんのだ?」
「よく考えたら、今の話は、丸っきり拙者の思い付きでござった」
「・・・マジで?」
「マジで」
「口から出任せ?」
「うむ。無自覚のうちにホラを吹いておった。れもんちゃんにマネージャーがいるとか拙者が知る訳がない」
「おい!寝言は、寝てから言え!これから寝ようと思ったのに、眠気が失せてしまった」
「あい済まぬことでござる」
「お前なぁ~、『シン太郎左衛門』シリーズは、これまで真実一筋でやってきたんだぞ!なんてことをしてくれたんだ。この愚か者め。反省しろ!」
「うむ。反省いたしてござる。もう二度とホラ話はいたしませぬ」
「よし。それでは今回に限り許してやろう。ところで、そのマネージャーは、まだクビになってないのか?」
「うむ。まだクビになっておりませぬ。昨日も、とある化粧品メーカーから、れもんちゃんをテレビCMに起用したいと打診を受けて、マネージャーさんが『れもんちゃんは今忙しいから、できましぇ~ん!』と言う前に、れもんちゃん自身が断ってござる」
「断っちゃったんだ・・・理由は?」
「つまらなそうだから」
「れもんちゃん、大胆だな・・・」
「うむ。れもんちゃんは大胆極まりない」
と、こんな話をした。
そして、今日は日曜日、れもんちゃんデー。
JR新快速の窓から、青空に柔らかそうな雲がポカポカと浮いているのを眺めながら、れもんちゃんに会いに行った。
やっぱり、れもんちゃんは宇宙一に宇宙一だった。
帰り際、れもんちゃんのお見送りを受けながら、「れもんちゃんには、マネージャーがいるの?」と訊いてみた。当然、「それはヒミツだよ~」と言われるのを覚悟していたが、れもんちゃんは、ニッコリと微笑み、
「うん。ワンちゃん、飼ってるよ」と、嬉しそうに言った。
帰り道、そのやりとりについて、しばらく考えたが、よく分からない。れもんちゃんが私の質問を聞き違えたのか、それとも、れもんちゃんのマネージャーが実際にワンちゃんなのか、答えはいまだに出ていない。
シン太郎左衛門とれもんちゃんのマネージャー 様ありがとうございました。